泌尿器科 問診票
 
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女性の尿もれ

尿失禁は、自分の意思とは関係なく、時と場所を選ばず、尿がもれてしまう状態で幾つかのタイプがあります。

腹圧性尿失禁

最も多いのは腹圧性尿失禁と呼ばれるもので、くしゃみや咳、笑ったときなど、急にお腹に力がかかったときに尿がもれるタイプです。他の尿失禁のタイプとの混合性を合わせると尿失禁の約70%を占めます。

産道の周囲には、膀胱や尿道、子宮など骨盤内の臓器を支える骨盤底筋群があります。
その筋肉群のひとつである外尿道括約筋がゆるんでいると、激しく体を動かしたり、腹部に力を入れたときに尿がもれやすくなります。
また、骨盤底筋群がゆるむと、尿道や膀胱を支えきれなくなって位置が下がってしまいます。正常な位置にあれば、尿道周囲の筋肉が収縮して尿がもれませんが、位置がずれると腹圧がかかったときに尿道をしめることができなくなるのです。
原因として多いものは、妊娠・出産、肥満、慢性の便秘、閉経による女性ホルモンの低下などがあげられます。

切迫性尿失禁

腹圧性尿失禁についで、多いのが切迫性尿失禁で約30%にみられます。
切迫性尿失禁は尿意や膀胱に対する刺激に反応して膀胱が収縮し、突然起こった我慢できない尿意によって尿をもらしてしまいます。知覚性と運動性に分けられ、排尿反射神経による抑制を上回る尿意が原因で起こるものを知覚性といい、脳の排尿神経の異常で排尿が抑制されなくなり、膀胱への軽い刺激で排尿反射が起きてしまうものを運動性といいます。
膀胱炎などで一時的に膀胱が過敏になっている場合や、脳の障害などの場合がこれにあたります。

混合性尿失禁

腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が同時に見られるタイプで、約20%に見られます。特に60歳以上の女性の約30%がこのタイプと言われており、高齢者の尿失禁については診断に注意が必要です。

その他の尿失禁

一過性の尿失禁は出産後の女性に多く、そのほとんどは腹圧性尿失禁です。一方、持続する尿失禁は多因性の混合型です。

・溢流性尿失禁

排尿がうまくできなくて、常に膀胱内に尿がたまってしまい、少しずつもれてしまいます。子宮がんや直腸がんなどの手術で末梢が傷つけられて起こる排尿障害や、男性の高齢者に多い前立腺肥大などが原因となります。一刻も早い専門医への受診が必要となります。

・尿道外尿失禁

尿道以外の部位(膣など)から尿がもれるものです。瘻孔(尿道とは別の尿の通り道)が形成されていたり、先天的な奇形が原因で起こります。

・遺尿症(夜尿症)

最近多い症例として、「夜間頻尿」があります。乳幼児のときに、排尿コントロールがうまくできず夜間に尿をもらすもので、夜間、尿量が多く起きなければそのまま失禁(おねしょ)してしまう、というものです。
思春期以降にも継続する場合は、なんらかの異常が疑われますので、精密検査が必要になります。

夜間頻尿は、脳下垂体から分泌される抗利尿ホルモン(バソプレッシン)の減少により起こります。
本来、夜間の尿量を減らして保湿に努めるはずが、このホルモンの減少により腎臓で再吸収できなくなり、そのまま尿として出て行ってしまうため尿量が増えている現象です。そこで、このホルモンを補ってやれば本来の腎臓での再吸収が起こり、夜間尿量が減少し、おねしょも夜間頻尿(多尿)もなくなり、ぐっすり眠れるようになります。

患者さんの訴える夜間頻尿には、以下の3つがあります。

  1. 膀胱の緊張(過活動)
  2. 膀胱弛緩(神経因性膀胱)による残尿が多い
  3. 夜間多尿 等がありますが、3つが一緒になって混同している可能性が高いということです。
    もちろん治療薬も全く異なります。

当院では、そこを丁寧に問診して、細かく治療しています。

・機能性尿失禁

痴呆や神経疾患、整形外科的疾患などの為に、あるいは尿意をうまく周囲の人に伝えられない為に起こります。